自動回転タイプ
ヘリコプターのように翼がクルクル回って遠くへ実を運びます。
ツクバネ
(ビャクダン科 ツクバネ属)
 羽根突きの羽にそっくり。伊吹山では、私は、まだ見たことがないのですが、伊吹の道の駅のところの「若いぶき」で、てんぷらでいただきました。


2008.09.04(山門水源の森)


2009.09.16(山門水源の森)

オオツクバネウツギ
(スイカズラ科 ツクバネウツギ属)
2008.05.14(三合目・高屋)
 三合目の高屋と呼ばれる林内に一株あります。そのほかここには、イワツクバネウツギという同じ仲間も見ることができます。これらの翼果も、やはりクルクル回って落ちるのですが低木のため、断崖にない限りはあまり遠くへは飛ばないでしょうね。


2008.05.03(三合目・高屋)


オオイタヤメイゲツ
(カエデ科 カエデ属)

 こういった回転するタイプは木本が多い。草では地面が近すぎて効果が薄い。綿毛型よりも効率は悪いけれど、木の高さがあるので、風があればかなり遠くへ運ばれる可能性はあります。

カエデ科以外には、シナノキ科・マツ・笹又道にあるサワシバの仲間。もこのタイプです。
 台風の季節には特に有効か。と思いましたがだめですね。枝ごと、まだ熟していない果実が落ちてしまいます。


▲ヤマモミジ 2009.05.27
(上野登山道2〜3合目)


オオイタヤメイゲツ
2008.06.08(山頂東登山道)


オオイタヤメイゲツの花
2008.05.17((山頂東登山道)

ウリハダカエデ
(カエデ科 カエデ属)

2008.07.09(3合目花の山道)
 ウリハダカエデは、山麓から山頂まで、あちこちと見ることができます。しかし、山頂は、土地が痩せているため、2.5m前後の低木であまり実を付けることはありません。(東登山道の林内では、少し見られます。)


(ウリハダカエデの花)

2008.05.04(3合目林内高屋)


アオダモ(別称=コバノトネリコ)
(モクセイ科 トネリコ属)
 材が固く、野球のバットに使っているので有名ですね。トネリコの仲間は、果実が長く、大きくらせんを描いて落下するようです。この写真は東コースのものです。花は真っ白で木全体が白くなる程たくさんついて、よく目立ちます。


2009.07.04 東登山道


2008.05.17(三合目)

オトコエシ
(オミナエシ科 オミナエシ属)
 果実に、うちわ状の翼がついている(小苞葉が変化したもの)笹又道の上のドライブウェイや3合目に多い。
スイバやギシギシの仲間もこういった小さな翼を持ったものがあります。(花被が変化したもの)


2008.09.03(3合目高屋)


2008.09.10(静馬ガ原)