ネバネバ系=粘液を分泌するもの
種を粘り気のある液で包んで、動物が通るとネバネバとくっついて散布・・・
オオバコ(別名:車前草)
(オオバコ科 オオバコ属)
 果実は蓋果(がいか)といって、上下の蓋になっています。この種は水に触れると粘り気を出すので、動物や人間の靴底に貼り付いて移動します。伊吹山でも山頂遊歩道のどこにでも、はえています。(別名 車前草)ご存知のように、はっぱは、踏まれても折れないし、中に強いすじが入っていてちぎれません。人間の歩く道路はお日様は当たるし、踏んで種を運んでくれるしオオバコには、最高の環境です。逆に他の伊吹山の植物は、人間の踏み込みに、とても弱いです。

2009.05.27(2〜3合目)
 人間の歩く道路はお日様は当たるし、踏んで種を運んでくれるしオオバコには、最高の環境です。逆に他の伊吹山の植物は、人間の踏み込みに、とても弱いです。

▼蓋果(がいか)


メナモミ
(キク科 メナモミ属)
 雌奈毛美(「本草和名」918年)の雌ナズム=離れずまとわりつく、という意味があります。
  粘液腺のある苞があり、ネバネバとくっつく。
 秋の笹又道に咲いていました。


2008.10.12(笹又道)  →


ノブキ
(キク科 ノブキ属)
(粘液性のあるそう果)滋賀県側の登山道でよく見ます。


↑2009.09.19(登山口〜1合目)   →