3月の山門の里は、4月から始まる田起しを待つシーズンです。
その里も何回かの淡雪に被われることがあります。

淡雪の里
▲淡雪の里

 うっすらと薄化粧した里を後に、山門水源の森に向かうときの胸の高鳴りは、何回訪れても変わることはありません。

田起しを待つ山門の里
▲田起しを待つ山門の里

 待ち受けているであろう湿原の景色をあれこれと予想してのことです。がこの時期の湿原の景観は、訪れる者を裏切ることはありません。

 残雪の上に薄く積もった新雪と、凍りきった池塘の縞模様に息を飲むのもしばしばです。

池塘の縞模様→

池塘の縞模様
 あるいは完全に雪解けが終わった湿原は、ブルテがわずかに顔を出すだけで大部分が水につかった景色かも知れません。

水位上昇でブルテのみ顔を出す→


 ・・・がこの時期の湿原の景色こそが「山門湿原」という言葉がぴったりとフィットすることはありません。様々な湿原の景色をお楽しみ下さい。

雪解けの南部湿原
▲雪解けの南部湿原

凍結著しい南部湿原
▲凍結著しい南部湿原

新雪の南部湿原
▲新雪の南部湿原

凍てつく南部湿原
▲凍てつく南部湿原

残雪の四季の森
▲残雪の四季の森

 観察コースには、マルバマンサクが満開となり、タムシバの蕾も膨らんできます。

満開のマルバマンサク
▲満開のマルバマンサク
黄・赤が冴えるマルバマンサク
▲黄・赤が冴えるマルバマンサク

 残雪の間にバイカオウレンやショウジョウバカマが早くも花開いているのも見物です。「ブナの森」や「四季の森」では、未だ残雪が林床を被っていることが多いはずです。

バイカオウレンに新雪
▲バイカオウレンに新雪

咲き乱れるバイカオウレン
▲咲き乱れるバイカオウレン

凍りついたアセビの蕾
▲凍りついたアセビの蕾

咲き出したショウジョウバカマ
▲咲き出したショウジョウバカマ

 この時期の残雪は滑りやすいですから、積雪が少なくても注意して下さい。特に下りは危険です。3月とはいえ吹雪くことてもあります。天気予報を確認してお出かけ下さい。


山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会
事務局 藤本 秀弘
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