山門水源の森の秋は既に始まっています。山門の集落はずれでは初旬は稲刈りの最盛期です。今年も美味しい「渡りの風」(コシヒカリ)が獲れることでしょう。
初旬は里の稲刈り
初旬は里の稲刈り


やまかど・森の楽舎の附属湿地でも秋の花と昆虫が待ちかまえています。
足を森に踏み入れると、コナラ・ミズナラ等々のドングリが落下直前の色変わりを観察できます。昨年豊作だったクリは、今年も大豊作です。
各種ドングリが楽しみ
各種ドングリが楽しみ
豊作のクリ
豊作のクリ

 中旬以降は観察コース脇にエゾリンドウが咲き誇ります。

観察路はエゾリンドウで
観察路はエゾリンドウで
 すっかり赤くなったミヤマガマズミやコバノガマズミ、林床のツルシキミなどの木の実の観察も楽しいさが倍加するシーズンでもあります。

2種のガマズミが楽しめる

 もちろんキノコの発生もこれからが本番となります。南部湿原東側植林地のツチアケビの赤味が増すのもこれからです。
ゆったり飛翔するアサギマダラ
ゆったり飛翔するアサギマダラ

 湿原やその周りでは、夏の湿原を飾ったノリウツギがすっかり実を付け色づくのもこのシーズンです。ミヤマウメモドキは、一段と赤さを増し下旬には落葉する個体も見られます。

赤味を増すミヤマウメモドキ

色づくノリウツギ

 湿原内には、サワシロギク、サワギキョウ、キセルアザミが遠望できるはずでずが、昨年のイノシシの乱入の影響が心配です。

サワシロギク
サワシロギク
サワギキョウ
サワギキョウ


 8月から注意を呼びかけているスズメバチの活動はこれからが本番です、加えてアシナガバチは、巣離れのシーズンを迎えます。

 特にスズメバチを見たら、物を投げたり、大声を出したり、急激に動いたりしないようにして下さい。万一襲われたら抵抗せず地面に伏せるようにして下さい。

アシナガバチの巣
アシナガバチの巣
キセルアザミ
キセルアザミ

 最後に残念なことですが、今年も既に何カ所かで貴重な動植物が盗掘されました。この地域は動植物の一切の採取ができません。今ある自然を次の世代に引き継ぐためです。自身もそうですが、盗掘・採取等の現場に合われましたら、一言「次の世代に引き継ぐため、採るのは辞めて下さい」と声かけをお願い致します。これ1本、この1匹が大切な森の住人ですから・・・

山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会
事務局 藤本秀弘
hide-n-c@mui.biglobe.ne.jp