最多積雪期にも春がラオを出す

冬型の天気が続き山門水源の森もすっぽりと雪の世界になります。

 こんな世界に入ると世界の生臭さを一時忘れることができます。では1mを超える積雪のはずです。
 水源の森への入り口で誰の足跡もない所へ最初の一歩を踏み入れるときの感触は何とも言えません。
 時としてその先には今し方通り過ぎたノウサギの、未だぬくもりを感じられそうな足跡が迎えてくれます。

まろやかな起伏が春を感じさせる
まろやかな起伏が春を感じさせる


延々と続くノウサギの足跡
延々と続くノウサギの足跡

一歩一歩積雪量が増えていくのが感じられるようになると、もう50cmを超える積雪です。
湿原へ降りる峠からは、ヒノキ林越えに純白の伊吹山が望めます。
白一色のはずの湿原の周囲には、早くも春を感じさせる所もあります

山地の緑が鮮やかさを増す
 白一色のはずの湿原の周囲には、早くも春を感じさせる所もあります。

 西側山地の常緑樹が、雪とのコントラストで鮮やかに朝日に輝くのもなかなかのものです。

山地の緑が鮮やかさを増す
山地の緑が鮮やかさを増す

下旬には雪解けも
←下旬には雪解けも

 湿原の積雪も下旬には水路の側から徐々に融雪が始まります。

湿原を取り巻く水路→

湿原を取り巻く水路

 雪面から顔を出したアセビの蕾は赤く膨らみ今にも開花しそうです。
花芽が膨らむアセビ↓
花芽が膨らむアセビ

水路ではキセルアザミが成長→

 散策路のヤブツバキは、既に開花しているものがあります。
開花し始めたヤブツバキ
水路ではキセルアザミが成長

 腰まで雪に埋まりながらの山頂での熱いコーヒーは格別。
尾根筋から望める山門の里と琵琶湖の煌めきに一段と春の近いことを感じることができます。

 四季の森は明るくシカの道が幾筋も続いています。


山門特産米「渡りの風」を生む純白の水田
山門特産米「渡りの風」を生む純白の水田
林内の鮮やかな天蚕
林内の鮮やかな天蚕

魅惑的な積雪期の水源の森ですが、くれぐれも天気予報の確認と服装は確実にしてお出かけ下さい。
藤本秀弘 hide-n-c@mui.biglobe.ne.jp