元旦の表紙写真

頂上の守り岩に「山門水源の森が永久に…」と祈願
 昨年正式発足した『山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会』も2年目の活動に入ることになります。昨年は西浅井町や滋賀県の絶大なる協力のおかげで、初年度としてはかなりの事業が実施できたと考えています。

ブルテと凍結した池塘
ブルテと凍結した池塘
北部湿原の雪の芸術
北部湿原の雪の芸術
 

 しかし、環境保全の仕事は短期間で、その成果が結実するものではありません。その実例は、あれほど全国的な注目を浴びた「粉石鹸運動」の例を見るまでもなく、根気強く、静かに潜行する必要がありますので、会員諸氏のなお一層のご協力をお願いいたします。

 さて2002年1月1日の山門水源の森の状況をお知らせいたします。基本的には前号25号の状況と大きくは変わっていません。前号に書きましたように、12月の雪がやはり根雪になったようです。

  もっとも雪の中でもナデシコやカスミソウが鮮やかな緑の葉や花を付けているのはやっぱりこの場所には似つきません。最初に出迎えてくれたのは、おびただしい数のニホンジカの足跡でした。後刻四季の森で、筆者に驚き一目山に逃げるシカに遭遇いたしました。

完成した治山施設
完成した治山施設

  積雪状況は、入り口広場:8cm・分岐点:26cm・湿原:35cm・ブナの森:40cm・山頂:60cm・四季の森:28cmでした。治山施設のダムは建設が完了していました。
新雪に輝く西部山地と北部灌木帯
新雪に輝く西部山地と北部灌木帯

 ブナの森から頂上までは、50cmを超える積雪と急斜面のため無積雪期の3倍の時間をかけて頂上に達する。


雪をかぶった守り岩
  頂上の「守り岩」には御神酒を買って置いたのだが、車に忘れ、急遽エゾユズリハとミヤコザサと昼食の握り飯をお供えし、「水源の森が永久に・・」と祈願しました。

「お供えをした守り岩」

前線通過時の空模様

 ブナの森で左の写真のように前線がまたもや通過したのを見て、家の方で電話してレーダーアメダス合成図を取り込んでもらったのが、左の画像である。


 このときから山頂部は雪。雪の中で昼食を済ませ、60cmの雪をラッセルしつつ四季の森へ下る。 曇・晴・雪・雨とすべての天気が歓迎してくれた2002年最初の山門詣ででした。
雪上に木屑がいっぱい?
雪上に木屑がいっぱい?

木屑の犯人はコゲラでした

定点からの南部湿原
定点からの南部湿原
シカの足跡
この場所で往復しているシカの足跡

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