初夏を迎えた南部湿原
▲初夏を迎えた南部湿原 03/05/08

 5月3日は、西浅井町・JR共催の観察会が申し込み制で行われました。
この方は、2,000円の参加費が徴収されました。反響は大きく100名の定員は、
すぐに締め切り状態となりました。

 「引き継ぐ会」会員は、4月の「たより」に書きましたように、別受付で実施しました。100名を越える観察会は、とても一団として動くことはできませんので、希望コースによって20名単位のグループ分けと、移動コースを逆にすることで解消しました。観察グループは、結局6班できました。当日は、快晴で気温も上昇し上り部分は暑いくらいでしたが、幸い風があり尾根筋は涼しく快適に観察会を実施することができました。
100名を超える参加で賑わう
100名を超える参加で賑わう 03/05/03
カスミザクラ越しに見る西部尾根
カスミザクラ越しに見る西部尾根 03/05/02
満開のカスミザクラと中央湿原
満開のカスミザクラと中央湿原 03/05/02

 ちらほら散り始め、展望台からの眺望は新芽の一番最後を飾るコナラが銀色に輝き、ブナの黄緑、ヤマザクラの茶色、アカガシ・アカマツの濃緑のコントラストが何とも言えない光景を用意してくれました。
 この景観も連日の暑さで、5日には早くも初夏の様相に変わりました。これからは初夏の水源の森のつもりでお出かけ下さい。(タイトルの写真=初夏を迎えた南部湿原 03/05/08)
透き通る緑が心にしみるブナ
透き通る緑が心にしみるブナ 03/05/02
アオダモとアカガシ
アオダモとアカガシ 03/05/05
 山門水源の森が、1年中で最もドラマチックに様相を変えるのが、4月末から5月初旬です。この時期は、まさに1日1日様子が変わります。ですから1日間を空けて訪れると、一種浦島太郎的になります。それだけに毎日行きたいということになります。これに近いシーズンは晩秋です。11月20日を過ぎると、1日1日紅葉の残る木々が少なくなり、林内の見通しが良くなって行きます。
ハルリンドウ
ハルリンドウ 03/05/02
チゴユリ
チゴユリ 03/05/05
タニウツギ
タニウツギ: 03/05/13
 林縁にあれほど咲き誇っていたシハイスミレ、スミレ、タチツボスミレも5日には目立たなくなり、チゴユリも果実を付けるものが多く見られました。

 それに変わってササユリが蕾を付け、タニウツギも早いものは色づいています。
ミツガシワとレンゲツツジ
 湿原内ではミツガシワに変わってレンゲツツジが目立ち始めました。

レンゲツツジ
↑レンゲツツジ 03/05/08

←ミツガシワとレンゲツツジ 03/05/05

 水源の森の観察も、何かに注目しながら1年を通して見続けるというようにしていただくと毎回の観察会も一段とおもしろくなると思います。それぞれ会員が、一木一草・一景色等々を継続して記録していだければ共有財産が飛躍的に増大すると思います。

ヤマボウシ 03/05/05→

ヤマボウシ

 大それた調査ということではなく、自分一人の楽しみの延長として、こんな観察と記録に挑戦してみませんか。そして来年の総会には、皆んなの記録発表会をやろうではありませんか。

 現在会員は、120余名です。この一人一人の山門水源の森を観る目が、私たちの「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ」ことにつながると思います。120名もの観る目というのは、大変な数です。是非来月からそのつもりで、カメラを、スケッチブックを、短冊を持参で楽しんでいただきたいものです。

レポート&写真:藤本秀弘
※このHPに掲載されている全ての写真の無断複製、使用を禁じます。