サクラの開花予想が発表され例年よりも早いとの報道は本当か?と疑わせるような3月の初旬である。

 9日の9時過ぎの山門周辺は、これが湖北かと疑いたいような少ない積雪であった。どちらかといえば南雪の様相であった。

山門集落の水田一景→

山門集落の水田一景
本格工事開始
 10時過ぎまでは、晴れたり曇ったりの天気で前夜に積もった新雪を踏むと堅めのスポンジの感じて足裏が心地よい。

堰堤から下の流路工事が本格的に始まっていました。工事範囲の樹木はほぼ伐採が終わり、掘削が始まろうとしていました。

←本格工事開始

 今回の寒波以前に咲き出したマルバマンサクや蕾が膨らみだしたユキグニミツバツツジも、時ならぬ春の雪にとまどいながらも凍ることなく堪え忍んでいます。湿原への分かれ道の峠での積雪は5cmでした。
ユキグニミツバツツジ
ユキグニミツバツツジ
いてるマルバマンサク
いてるマルバマンサク
 「たより」の方に書きましたが、全国的にマンサクの葉枯れが問題になっていますが、山門のマンサクは今年はあちこちに元気に咲き誇っています。
シャーベットの池塘と冠雪のブルテ 
シャーベットの池塘と冠雪のブルテ
雪下で咲くバイカオウレン
雪下で咲くバイカオウレン
 峠からは雲の懸かった伊吹山が望めましたが僅かの時間で雪雲に被われてしまいました。

 湿原内は、池塘の部分がシャーベット状となり、ブルテは純白のベレー帽状の冠雪で、青空の下ではその美しさが感動的です。

再積雪の中央湿原→

再積雪の中央湿原
 周囲の樹木は、新雪が花と見間違うようになり、積雪の地形をバックに透けたように見える林相も圧巻です。
寒天に伸びるブナの樹冠
寒天に伸びるブナの樹冠
春の光を感じるコナラ林↓春の光を感じるコナラ林
コナラ林の林床↓
コナラ林の林床
赤らみだしたヤブツバキ↓赤らみだしたヤブツバキ

 吹雪のせいか野鳥の声は少なかったが、ウグイスの囀りを今年初めて聞いた。
この他にカケス、シジュウカラ、カラス、吹雪を避けるように地面近くを飛び交うエナガの群程度である。

雪の華のカスミザクラ↓
雪の華のカスミザクラ
 下山後斎苑近くで100羽を超えるマヒワの大群が、ヤシャブシの花芽に群がっていた。
山頂への道沿いは、シカの真新しい足跡が数カ所で見られた。多分筆者の気配で移動しているようであった。
9日の気温は終日氷点下で、山頂では、12時で-1.5℃であった。
これから4月中旬までは、不順な天候が続きます。

 湿原の水位が高く見応えがあるのですが、吹雪等に遭遇すると一気に体温が下がります。

←春雪の南部湿原

 またカメラでの撮影は、体温と外気温との差で、しばしばレンズが曇ります。

 レンズに水滴が付着するのを防ぐには、雨傘が最適です。
栄養補給には、チョコレートや甘味料入りのコーヒーなどがいいようです。

十分な準備でおでかけ下さい。

吹雪の山頂→

吹雪の山頂