7月の西浅井町主催観察会は、朝方梅雨前線に流れ込む暖気によって局地的な大雨となり、早々に町の観察会は中止となった。
しかし、集合時間には大阪、大津等遠方からの雨を押しての参加者が20名を超えました。「引き継ぐ会」のメンバーも10名もおり、急遽「引き継ぐ会」主催の観察会に切り替えて実施。
山門の皆さんと弁当
山門の皆さんと弁当
霧昇る西山山地
霧昇る西山山地
 当日は、地元の山門の有志の皆さんが早朝から準備いただいた、山門産こしひかり「渡りの風」のおにぎりを参加者にプレゼントしていただきました。配布していただくとき、『とにかく山門の米は、掛け値なしで旨いんです』と区長さんのご説明。「よくあるパターン」だと聞き入っていたんですが・・・。昼食時「四季の森」で頂いたのだが、お世辞抜きで「旨かった!」が感想です。
 9月の観察会には、予約を取って「渡りの風」の新米の握り飯弁当を作っていただきたいとお願いした次第です。これで「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」としても、地元ととの協調ということが1つ叶うのではないかと思います。会員諸氏にもご協力をお願いします。
夏の花リョウブ
↑夏の花リョウブ
可憐なトリアシショウマ→
可憐なトリアシショウマ
クサレダマ
緑に映えるクサレダマ

 さて観察会は、参加者が少ないことが幸いしてゆったりと回れました。湿原の周りでは、ノリウツギ、リョウブ、トリアシショウマが花を開きはじめ、多くの甲虫が訪れています。雨に濡れた緑をバックに黄色が鮮やかなクサレダマも満開に近づいています。
キイトトンボ

 足下にふとキイトトンボが飛び立つのもこれからです。夏を迎え昆虫が活発に動くのを待ちかまえていたクモ類も、それぞれの狙いがあるのかいろいろな高さに網を張っています。ゆっくりとクモの種類と網の高さを調べるのも楽しいと思いますが・・・。

 ゆとりの観察会の収穫は、参加者が多くのものを発見していただいたことです。木登りをするマムシの子どもにひとときにぎわいました。
雨に濡れたハッチョウトンボ
雨に濡れたハッチョウトンボ
クモオンパレード
クモオンパレード
木に登るマムシ
木に登るマムシ
四季の森のツチアケビ四季の森のツチアケビ
ホタルガ
ホタルガ

 ツチアケビは、ここでは初めて見ました。多くの方が写真に納められたはずです。果実が出来るのが楽しみです。このページでご紹介できるといいのですが・・・。

 子どもたちの目はやはり鋭いものです。
大人が気づかない昆虫を次々と発見します。
それが大人の行動を呼び覚ますという
おもしろい現象が見られました。
まさにレーチェル・カーソンの世界です。
こんな家族同伴の観察会が毎回開ける山門水源の森に
関わることを幸せに感じさせてくれました。
 四季の森で、土壌生物の観察を行いましたが、暗くてルーペで観察するのがやっとという状態で、子ども以外にはあまり人気がなかったようです。見つかった生物もそれほど多くなかったようです。雨の観察会のテーマとしては問題があったようです。

土壌生物の観察→

土壌生物の観察
参加者記念撮影
 観察会も回を重ねることとなり、常連さんが徐々に増えてきています。観察の他にも個々に足を運んでいるとお話になった方もおやられました。
霧に包まれた湿原
 湿原は、台風6号で隣りの大垣では未曾有の豪雨で大きな被害がでており、さぞかし水位も上昇しているであろうと思っていましたが、予想以上に雨が少なく池塘の干上がりを一応押さえたという程度です。
 5月から始まったモリアオガエルの産卵は未だ続いています。もっとも最盛期は過ぎましたが・・・。ヒグラシの殻も見られましたので本格的な夏を迎えることになりました。
 次回の観察会は8月10日です。
今度は、参加者の一緒に巨木調査を実施します。筆記用具をご持参下さい。