3月21日予定通り会員による湿原の復元作業を実施しました。総勢19名の参加でしたが、復元作業組と四季の森観察組とに分かれて行動しました。会員の他に滋賀県林務緑政課・湖北振興局・西浅井町・上の庄林業生産組合の方々共々約1時間余りの作業となりました。
 21日の湿原は、南部湿原の斜面にごく一部残雪があるのみで、湿原の水位は年中で最も高い状態となっていました。

シュンランの花芽
シュンランの花芽

水位が上昇した南部湿原
▲水位が上昇した南部湿原
 林内では、バイカオウレン(トップ左写真)が咲きそろい、ショウジョウバカマが開き始め、マンサクは満開となっているものの、アセビの蕾は未だ堅く、シュンランも花芽を出したところといったところでした。
残雪を頂く西山と南部湿原
 西側山地の山頂部には、写真のように未だ残雪がかなり見られました。四季の森観察組の報告では、このシーズンは、木々の葉が茂っていないため見通しが良く、これまでとは変わった観察が出来て予想外に良かったとのことでした。
 この状態は4月の20日頃まで続くと予想されますので、水位の高い湿原らしい湿原と、冬芽から新芽への移り変わりを是非観察してください。4月に入るとトキワイカリソウの可憐な花やタムシバを楽しむことも出来ます。
 本年第1回目の西浅井町主催観察会は、5月11日(土)です。観察会終了後2時30分から総会を開きます。是非今から予定に入れておいて下さい。

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 湿原復元の試験地を何処にするかは、昨年から議論を重ねた結果、この15年間でイヌツゲ等が成長した北部湿原の灌木帯で水筋に当たるところで行うこととした。

北部湿原灌木帯を復元試験地に→

北部湿原灌木帯を復元試験地に
 とりあえず今回は、10m×10m(100m2)で実施した。試験地へは湿原を通らなくても経過観察ができるように、林地から直接入れるように川に木道をかける作業から行った。
イヌツゲの群落内も
イヌツゲの群落内も
北部湿原灌木帯を復元試験地に
試験地の区域設定

草刈り機でイヌツゲを伐る
 大部分は、草刈り機で伐採してもらい、地表を被う枯れ草は、出来る限り地肌やオオミズゴケが見えるまで除去した。

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 一部には、穴を掘り込み池塘状地形を創出した。それはかってこの地点でコサナエ等のトンボの産卵場になっていたからである。

湿原に入らぬための進入路設置→

湿原に入らぬための進入路設置
●バイオトイレ設置について
 
4月で工事は、ほば完成していますが、まだ使えません。なぜなら、まだ電気工事等ができていないからです。5月には使える予定です。今しばらくお待ちください。
文・撮影:藤本秀弘
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