2月4日高気圧の中心が山門水源の森に居座ったのかと思わんばかりの好天に5時間の雪上観察を行いました。HPに2月のトピックスとして過去のデーターを入れてありますので、今回は冬の森をドキュメンタリー風にまとめてみました。
9時30分駐車場出発

 案内板付近の積雪30cm。20cmほど足が雪中に入り込む。一足一足が大変な運動量。

入り口案内板→



 広場奥では、便所の基礎工事の一部が開始されている。広場の積雪は35cm。コンクリート舗装道路に出る。

 純白の大通にはノウサギの足跡以外全くの踏み跡なし、その上に筆者の踏み跡がつく。踏み込む深さが増してきて、一歩前進に時間がかかる。

9時42分砂防ダム下に到着、
 既に息が上がった状態。積雪50cm。つづら折れの道を抜けると、東側の山の雪景色が青空に映え、しんどさも半減。雪上には縦横にノウサギの足跡が続く。普段以上にシャッターを切るチャンスが多くなる。


行市山方向稜線

伊吹山遠望

筆者の足跡

 別れ道(峠)着10時18分、積雪82cm。積雪の割には歩きやすい。下層の雪が凍結しているためか、足が入り込む深さが20cm前後。湿原への下り坂は以外と積雪が少なく、予想以上に素早く降りられた。新雪のときには苦渋するのだが・・。

 コナラ林越しに湿原が見えだし、その向こうに雪の西側山地が文字通り輝いている。空は雲一つない快晴、紫外線のためか肌が痛いくらいである。

湿原への下り坂から→

 湿原到着は、10時30分。排水河口の水質調査から本格調査。柵沿いに南部湿原まで撮影しつつ移動。場所によっては柵の高さまで積雪。1月には、白い雪に映えていたミヤマウメモドキの果実は全く見あたらない。枝はまるでススキのように雪圧で曲がりきっている。


中央湿原の灌木帯と背後にブナの森

中央湿原の積雪状態
 湿原内部に立ち入らずに先ずは展望台へ。展望台からの撮影に、自分の足跡が入らないための配慮。11時過ぎには展望台から湿原と周囲の山地を撮影。この時間帯も全く雲が無く、日差しも立春のためか暖かく感じるが、気温は2.2℃。
 展望台で熱くはないがブラックコーヒーとチョコレートで疲れをいやしつつ湿原の森の神々しさに酔う。

←積雪の四季の森

 いよいよ白銀の湿原内を縦断。積雪は88cmだが、踏み込みは20cm程度で歩きやすい。南部湿原は全面積雪があり、山地との境界部だけが水面を除かせている。女性的な雪面を注意深く歩く。
 中央湿原との境界部の池塘では、相変わらずシカが、ミツガシワの地下茎を食していた。この部分はよほどでないと積雪がないので、とことん被害に遭うこととなる。

シカに食われたミツガシワの地下茎→



蕾膨らむアセビ
早咲きのヤブツバキ

 中央湿原調査後、雪面にビニールとタオルを引き待望の昼食。コンビニの握り飯も、好天下の湿原では格別の味。食後灌木帯を横切り北部湿原へ。
 ここから四季の森へ足を延ばし、尾根へ出て下山するという行程で、14時40分に駐車場にたどり着いた。


山門集落の水田と里山

 5時間の雪中行はさすが運動不足の筆者には堪えた次第。皆さんも好天を選んで挑戦してみてください。
 NO.26へ