春本番の南部湿原(05/04/21)
▲春本番の南部湿原(05/04/21)

 久しぶりに3月下旬まで降雪が繰り返した山門水源の森も、移動性高気圧の来訪にはこらえきれず短期間に本格的な春を迎えています。
時ならぬ春の大雪の南部湿原
時ならぬ春の大雪の南部湿原(05/03/26)

 3月26日の総会時「山門水源の森」周辺は20?近くの降雪となったが、午後講演をお願いした養父先生とともに湿原まで現地研修を実施しました。
雪中の中の現地研修
雪中の中の現地研修(05/03/26)
会員といえども積雪の湿原を訪れることが少ないこともあって皆さん寒さを忘れて大感激。
春の保全作業お疲れ様
春の保全作業お疲れ様(05/04/02)
 その雪も4月2日の保全作業日には一部を除いて解け散策コースの巡回と貴重植物分布域の下草刈りと植林地縁の枝打ち残渣の除去を実施。
 10日過ぎから一気に好天が続きタムシバの一斉開花、ブナの新緑が訪問者を和ませています。

何処でも見られるタムシバ→
(05/04/14)

何処でも見られるタムシバ
 今年はトクワカソウの群落の開花が見事、イワナシも各所で可憐な花が見られます。
花付きがよい今年のトクワカソウ(05/04/13)
花付きがよい
今年のトクワカソウ(05/04/13)
イワナシ(05/04/13)
イワナシ(05/04/13)
 残雪の間から開花を始めたバイカオウレンも今では果実を付け来期に備えています。新緑で被われるまでのしばらくは、梢越しに残雪の横山岳や伊吹山が遠望できるのも最高です。
雪解けを迎えた南部湿原
ようやく雪解けを迎えた南部湿原(05/04/02)

 今年は、新聞広告に「海津の桜」と「山門水源の森」が掲載されたとかでウィークデイにも来訪者が増加しています。「整備の行届き」に皆さん敬意を表されています。これも保全作業の成果の1つです。
 前号でメジロが何かに襲われたと書きましたが、今回はノウサギが襲われた痕が2カ所で見つかりました。オオタカとは確定できませんが猛禽類の存在は確かです。
 さて昨年の今頃浅井会員が、かって山門湿原から地域の方が持ち帰ったミツガシワの株を「やまかど・森の楽舎」の湿地へ3株ほどもらってきていただきました。

 加えて湿原でイノシシが掘り起こして水面に浮いているものを採取して湿地に植栽しました。それらの株が見事に定着し、現在50本を超える花芽が出ています。

多くの花芽が出た→
附属湿地のミツガシワ
(05/04/14)

附属湿地のミツガシワ
 4月20日前後から開花すると思われますが、湿地で大群落を形成しそうな勢いです。見事に再生というわけです。身近で観察出来るのは有り難いことです。
「姉さん老木」探索
「姉さん老木」探索(05/04/08)

 4月8日山門集落の方の案内で、地域の伝説「姉さん老木」(シデノキ)が、「山門水源の森」の西側「荒谷」上流にあるとのことで有志が案内していただきました。残雪の沢を悪戦苦闘して、目印の大岩にたどり着いたのは昼を過ぎていました。が目的のシデノキは既に枯れ果て影も形もなくなっていました。
いつ開花するか今年のカスミザクラと中央湿原(05/04/27)
いつ開花するか今年のカスミザクラと中央湿原(05/04/27)

 この間に40年の時間が経過しています。が「山門水源の森」でもかって見られたユキツバキ、モミジチャルメルソウ、ミヤマカタバミなどが見られ広域的な調査の必要性を感じました。
キンキマメザクラ(05/04/14)
キンキマメザクラ(05/04/14)