植裁を終えて記念写真
▲3月28日(日)植裁を終えて記念写真


 「春の淡雪」とはよく言ったもので、30cmを超えるせきせつがあったものの10日経たないうちに大部分の雪解けとなり、マンサクからバイカオウレン、ショウジョウバカマへと開花が移っています。


▲春雪の南部


▲一気に雪解けした南部

▲春雪の中央湿原

▲一気に雪解けした中央湿原
マルバマンサク満開
▲マルバマンサク満開
雪解けで満開のバイカオウレン
▲雪解けで満開のバイカオウレン

これにつづいてシュンラン、タムシバ、キンキマメザクラ、トキワイカリソウへと移ります。


▼3月24日「やまかど・森の楽舎」の竣工式が挙行されいよいよ開所されました。
「やまかど・森の楽舎」竣工式参列者
▲「やまかど・森の楽舎」竣工式参列者

 27日には真新しい施設で2004年度の本会総会が行われ、翌28日は付属の湿地でオオミズゴケの植裁を実施しました。
 この湿地は、山門湿原の内部へは立入りが出来ないので、湿原内の動植物をこの湿地で観察できるようにしようというものです。

 ベースになるオオミズゴケは、山門集落の中川進・竹端康二会員の休耕田や山地で増殖していただいていたものを、当日作業参加者が成育状況を観察しつつ採取して、湿地に植裁しました。
地元会員の休耕田でオオミズゴケ採取
▲地元会員の休耕田でオオミズゴケ採取
 今回は、湿地面積の1/3で植裁し、その成育状況を観察しつつ全域に植裁することとしています。
 この湿地に植込む山門湿原サギソウは、会員によって既に増殖が進んでおり、他のミツガシワ、サワシロギク、ノハナショウブ、クサレダマ等々は昨秋種子を採取して現在種苗で発芽が進んでいます。

▲渡邊会員により増殖されたサギソウ球根

 この他の植物についても、順次種子を採集して育種していく予定です。一気に湿原を完成してしまうのではなく、5年くらいの時間をかけて観察を続けながら進めていきます。

オオミズゴケを植える会員
▲オオミズゴケを植える会員
 この作業には、遠く大阪からも会員が駆けつけて頂き全国的にも稀な湿地創成の企てに笑いが絶えない作業日となりました。

 一方「やまかど・森の楽舎」内部も木の香が漂い、少々手狭な感じもしますが、使い勝手のよいものです。
湿地にオオミズゴケを植裁
▲湿地にオオミズゴケを植裁

 今後多くの仲間が訪れて、山門水源の森のみでなくそれぞれの地域の自然環境について語り、その環境を次の世代に引き継ぐ活動に利用されることを期待しています。
 同時に地域の活性化につながるよう本会会員も協力してゆきたいものだと語り合われました。


山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会
事務局 藤本秀弘
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