2010年11月伊吹山ネイチャーネットワーク自然観察会
錦秋の「五色の滝ハイキング」で木の実と紅葉を観察
● 2010(H22)年11 月7 日(日) ●天候=晴、気温16 ? 18℃ 
●集合場所=ルチプラザ駐車場 ●活動時間= 10:00 ? 15:00
●参加者=今堀・竹村・筒井・中井・ 福田・岩元・美濃夫妻・幸田
●報告者=幸田正榮 ●編集・写真=筒井杏正
■活動内容
 11 月もまだ初旬で紅葉にはちょっと早いと思っていたが、山に行くと既に紅や黄色に色づいた木々もあり、目を楽しませてくれた。曲谷の集落を過ぎて間もなく、五色の滝の標識があり、ここから右折して林道に入る。車がやっと1 台通れるだけの細い道、ターンも多かったが、巧みなハンドルさばきで無事登山道入り口に到着。山道に入るとすぐ ヤクシソウが黄色い花を咲かせていた。ヒヨドリバナ、カワミドリ、アキチョウジ、シロヨメナ等がまだ花を咲き残している。

五色の滝ハイキングコース
登山口は、少し路肩が崩れていた。
初めは急登だが、後は比較的楽なコース

ヤクシソウ(薬師草)
食べると苦いため薬と思われて名がついた
しかし、まったく薬効はない。
 更に進むと、かなり激しく流れる瀬があり、今日は水量も多く皆さん、苦労しながら渡って行った。
 なかなか大きな瀬で恰好もよく、百人一首で有名な崇徳院の
  
 「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
        われても末に 逢はむとぞ思ふ」 崇徳院

とは、こんな瀬を見て詠んだのかなと思った。

ノブドウの実は、色鮮やかで美味しそうだが
まずくて食べることは出来ない。

登山口から5分ほどで
到達する最初の沢渡り
清冽に落ちる水が
マイナスイオンをつくる
 山道を更に進み、1 本の丸太橋等を渡っていくと、曲谷の石臼を作っていた跡地に出る。

周辺にいた大きなカメノコテントウムシ
食物はクルミハムシの幼虫

昔作っていた石臼の作りかけがあちこちで放置されていた。往古、石工たちの生活を垣間見ることが出来た。
また、今年はキノコ類が豊作で、何種類か茸類が見られたが、中には有毒もあるためキノコ取は十分気を付けたいものだ。
 木々は少し色づき始めたのもあり、川の水量が多く、きれいな水が流れ到るところに瀬を作っており、快適なハイキングを楽しんだ。

ヌメリササタケ?
キノコの同定は難しい

有毒のネズミシメジ
辛いような嫌な味とか?

落ち葉とともに
渓流の淵に浮かぶクルミ
 栗の実も落ちていたが、実が残っているのは見当たらなかった。ハナイカダは実を付けている葉が1 枚だけ残っていた。
 曲谷の石臼の跡地を少し登ったところで昼食休憩。ここは、早春の観察会でミヤマカタバミなどが群生した咲き乱れていた所だ。今はポツリと枯れたウバユリが1本。先端の実がはじけ、風に乗るのを待っていた。

ハナイカダの実
この一枚のみを発見!

ウバユリの実
風を受けて舞い上がり遠くへ散布
 更に少し登って、今日の目的地「五色の滝」の下流に出る。五色の滝は、伊吹山系を水源とし、清らかな水が一つの大きくて滑らかな岩を滑り落ちる滑滝。
 五色の滝をバックに本日の参加者の集合写真を撮った。→          

 山道を少し登るとすぐ林道に出る。林道沿いには シロモジ・クロモジの木が数多くあり、オトコエシがまだ花をつけていた。そして約15分で出発点に戻るという周遊コースになっている。
 帰途は、R365号沿いの道の駅で土地の産物を買って、それぞれが思いを心に刻み解散した。
↑シラキの紅葉   五色の滝での記念写真→