2010年3月の自然観察会

催行日
H22年3月14日(日)
所要時間
13:00〜16:00
天 候
快晴
気  温
体感温度 15〜16度
活動名
伊吹山麓の山里小泉・大久保・板並で早春の花を愛でる

 午前中の総会を終えた午後、サントピア駐車場(米原市山東町)から、伊吹山山麓の大久保地区に向かった。当日は快晴に恵まれ、風も殆んど無く絶好の観察日よりでした。
 先ず「アズマイチゲ」の群落地に向かう、堺・大阪等都会地からの参加者達は住宅地の土手や、空き地などに今を盛りと群生している「アズマイチゲ」を見て,こんなところにこんな綺麗な花がと一様に驚いていた

板並地区のアズマイチゲ
今日は開花に少し早く来週頃が見頃
 この地区では他に、青い球状の「リュウノヒゲ」の種子すでに緑色から濃いい青に変わっていた、同じ土手に「オオイヌノフグリ」も咲いていた。
 続いて大久保バス停付近に向かう。丁度セツブンソウ祭りが行われていて、アンケートを書いて説明を聞いた。
 雑草を刈ったりして一寸手入れをしたら別名(ユキワリソウ)と言われる(スハマソウ・ミスミソウ)より早く節分の頃に咲く「セツブンソウ」が群生して

 セツブンソウは、花弁の数が去年は9枚があったが、今年は8枚だとか(ガクが変化した白い花びらの数は5枚と花の本には記載されている。
「スハマソウ」も少し早いようだが、数輪咲いていた。
更に少し登って行くと「キバナノアマナ」が出迎えてくれた。


数輪咲いていたスハソウ
 バス道を渡ってすこし南に行った林の中に、「フクジュソウ」が咲き始めていた。

※フクジュソウについては早春に咲く為、花弁が丁度凹レンズの様になってまだ弱い太陽光線を必死で集めて花弁内の温度を上げてあんな大型の花を咲かせるのだと教えてもらった。

 まだ残雪が至る所に残っている大久保地区で、雪が溶けたところに一斉に咲き始めた、早春の花々を見て冬が終わり、春が来たのだなーと実感出来た。

大久保の「セツブンソウまつり」の会場で記念写真

 続いて、伊吹神社の参道にある「京極家」の屋敷跡で繊細な造作の「コセリバオウレン」を観察した。
 ほの暗い生育場所で、茎が細いので僅かな空気の動きでも花が揺れるため、写真撮影に苦労している人が多かった。
 あの小さな花の中に雄花・雌花等機能を全部詰め込んだ見事な造形は日本が誇る小型精密の技術を想起させる。本日観察した花の種類はそう多くはなかったが、春の訪れを告げる錚々たるメンバーを観察でき感激の一日でした。